声を出していると喉が痛くなる…
そんな発声と喉の痛みに悩まされている方は多いのではないでしょうか?
本日は、そんな喉が痛くなる発声のクセをなくす、日常系トレーニング方法をご紹介します。
日常のさりげない瞬間を発声方法に変えてしまうというとっても簡単なものです!
ぜひ、参考にしてみてください
なんで喉が痛くなるの?
様々な原因が考えられますが、発声のクセが原因で喉が痛くなっているようであれば、一番可能性が高いのは、過剰な力みが原因のものです。
声を出すときに余計な力が入ってしまい、喉の奥がしまってしまい、結果喉が痛くなってしまいます。
「え、でも全然力なんて入れずに話しているんだけど……」
そんな方もいらっしゃると思います。
しかし、この喉がしまってしまう力みというのは、クセになりやすく、ご本人が気づかないうちに発声には必要のないほどの過剰な力みが入っていることが多くあるのです。
喉が痛くならないための発声方法は?
喉が痛くならないために必要な発声方法は、喉の奥を開けて発声するということです
この部分です
この部分が狭くなると、声の出が悪くなり、さらに締まった状態のまま頑張って話し続けると、喉に負担がかかり、喉の痛みにつながってしまいます。
そのためこの部分を開けて声を出すことが重要になります
日常のある仕草をトレーニングに使う
実は、日常のある仕草は、この喉の奥を無意識的に開けています。
そのため、その時の仕草をトレーニングとして使ってし合えば、喉の奥を開ける感覚をつかみやすくなります。
では、その仕草とはなにかというと…
「ため息」です。
なんだかため息って聞くとネガティブな感じがして嫌だと感じるかもしれませんが、ため息をはいている瞬間は喉の奥がリラックスして開いているんです。
そのため、このため息をつくときに、一緒に声を出してしまいましょう!
もう思いっきり「はぁ~~~~」って声を出しちゃってはいてみてください
そうすると、おそらくすごく大きな声が出ると思います。
それくらいしっかり響いた声が出ます。
メンタル的には少しつらい場面かもしれませんが、そんな時にこのトレーニングのことを思い出していただくと、少し気がまぎれるかもしれませんよ!
ため息なんて普段はかないよ!
ため息をはいている時にそんなこと考えられないよ!
という方は、「あくび」を使ってもいいです。
あくびして、息をはくときに一緒に声を出してみましょう!
それだけで響く喉が痛くなりにくい声が出ます。
あくびをしている状態の喉はすごく開いています。
そのため、喉を開くという感覚をつかむトレーニングとしては使うことができます。
ただ、あくびの状態の喉は、かなり広く開いているため、そのままの状態で話すと少し開きすぎていて声がミュージカルっぽくなります^^;
そのため、喉を開けるトレーニングとしてあくびは非常にメジャーなトレーニングなのですが、話し声を鍛えるという意味では、感覚をつかむという部分までにしておいた方がよいでしょう。
しかし、喉を開けることに慣れていない場合は、まずはオーバーに開けることを体験するという意味ではありです。ぜひあくびが出た際には、声を一緒に出してみてください!
本日は喉が痛くならない声の出し方として、喉を開ける感覚をつかむ方法をご紹介しました!
日常の仕草をそのまま使えるものなので、ぜひともやってみてくださいね!
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