「初対面の人と話すとき、声が小さくなってろれつもなんだか回らなくなってしまうんです…」
こういったお悩みをお持ちになる方は多いです。
初対面の人が相手だと緊張をしてしまって、声が小さくなってしまうし、滑舌も悪くなってしまう。
本日は、こんな初対面で緊張をする場面でも声が普段通りだせて、ろれつも回るようになる方法をご紹介します。
「緊張」というメンタル的なものが原因になっていますが、ご紹介する方法を試していただけると、結果緊張もほぐれるかもしれませんよ!
緊張してしまう時に考えること
初対面の人と会うとき、また会っているとき、どんなことを考えているでしょうか?
・会話が続かなかったらどうしよう
・何を話したらいいんだろう
・どう思われるかな?
・上手く話せるかな?
など、こういったことを考えてしまうことが多いのではないでしょうか?
こういった、まだ起こっていない未来のことを考えると、人は緊張します。
このメンタル的な部分を鍛えるトレーニングはこちらの記事⇒瞑想で滑舌が良くなる?今話題のマインドフルネスは緊張に効果あり!でご紹介しています
失敗してしまう時
会話が上手く続かない、沈黙など、こういったことが続くとどんどん焦っていってしまいます。
こんな時、「何か話さなきゃ」「どうにかしなきゃ」と頑張れば頑張るほど、緊張が高まって、声も小さく、ろれつが回らなくなっていってしまいます。
そして嫌な汗をかき、もしかすると胃が痛くなったり、お腹がゆるくなってしまうかもしれません…
即できる、声が小さくならず、ろれつも回る方法
では、今日の本題です!
この方法はとっても簡単、どういったことかというと「自分で頑張らない事」です
……これだけだと訳が分からないですね^^;
緊張をしてしまったり、失敗をしてしまう場面の時、多くが「なんとかしなきゃ」「がんばらなきゃ」と自分で何とかしようと考えてしまいます。
しかし、頑張れば頑張るほど……。
そんな時、試してもらいたいのが、相手の会話にスピードやトーン、声の大きさを合わせるというテクニックです。
自分ひとりで頑張らなきゃ!と意気込んでも、会話には必ず相手がいます。
相手の反応によって会話は変わっていきますから、一人で意気込んでもなかなかうまくいきません^^;
そこで、相手の会話に合わせるという意識です。
相手が話すスピード、話すトーン、声の大きさと同じようにあなたも返して見てください。
キャッチボールをしているとき、同じスピードでボールを投げ返すイメージです。
これにしっかり意識できれば、あなたの声や滑舌はおそらくいつも通りになります。
もしかしたらいつもより良い声が出るかもしれません。
緊張をするときのほとんどは、自分にとって嫌な未来を想像しています。
そんな時、今やることだけに集中できると、緊張は和らいでいきます。
さらにこの方法、コミュニケーションを上手くするテクニックの一つでもあります。
相手との関係性も向上できるコミュニーションテクニックでもありますので、そういった部分でも力になると思います。
まとめ
本日は初対面でも声が小さくならず、滑舌も悪くならない方法をご紹介しました!
緊張をするときは自分で何とかしよう、こうなったら嫌だな、というようなことを考えていることが多いと思います。
そんな時は相手に会話をまかせちゃおう!くらいの感じで臨むと楽になれます。
そして、相手の話す言葉を聞いて、同じようなスピードやトーンで返してみてください!
あなたの声と滑舌、さらにコミュニケーション力もUPすると思います!
ぜひ、試してみてくださいね!
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