「笑声」って聞いたことありますでしょうか?

主にコールセンターなどの電話対応窓口の研修などで教わる声の出し方です。

電話対応は相手の顔が見えませんので、相手に与える印象のほとんどが声によってきまります。

そのため、声の印象というのは非常に大きいです。

 

そこで、この「笑声」という重要性があるのだと思います。

この印象を良くするという部分はとっても良いと思うのですが、以前こんなご相談をお受けしたことがあります。

「声に奥行きがなく、平べったい印象を与えてしまう。なんだか滑舌もあまり良くないみたい」

お話を伺っているときに気が付いたのですが、口を大きく開けるクセをお持ちで、特に横に引くクセをお持ちの方でした。

話しを伺っていくと、以前コールセンターでお仕事をされており、職場では「笑声」の徹底がされていたとのことでした。

 

なぜ笑声は滑舌が悪くなって声の響きも悪くなる?

実は私も以前この「笑声」について教えていただいたことがあります。

その時の経験では、笑声の作り方は、常に笑顔のように口角を上げ、そのまま話すというものでした。

ある種特殊な技能なのだと思うので、「笑声」=良くないという事ではないのですが、発声を考える上ではデメリットもあります。

 

まず、声の響きの問題です。

実際にやっていただくとわかるのですが、単純に笑顔を作るように口角を上げると、喉の奥は狭くなります。

そのまま声を出そうとすると、喉の奥が狭くなっているので、声の響きが悪くなります。

そのため、奥行きのない平たい声が出てしまいがちです。(笑顔をつくったまま共鳴腔を広げることも可能ですが、訓練が必要です)

 

次に滑舌の問題です

常に笑顔のように横に広げると、滑舌は確実に悪くなります。

ゆっくり話すようであれば間に合うかもしれませんが、日常会話くらいのスピードで話していこうと思ったら、そこまで横に開き続けると母音「i」以外の言葉の作成が追いつきません。そのため、滑らかな滑舌にならず、カクカクしたような言葉になってしまいます。

また母音「i」の音も、横に広げることで固く、つぶれたような音になってしまいます

そのため、滑舌だけで考えるのであれば、横に開きながら話すことはオススメできません。

 

まとめ

本日は「笑声」についてご紹介しました。

個人的な考え方から言えば、この「笑声」はやめたほうが良いと思うのですが、現在コールセンターに所属して「笑声」をやらなければいけない環境下の方であれば自分だけやらないというのも難しいかもしれません^^;

そういった方は、笑声のデメリットを把握したうえで、クセにならないように気を付けてください。

本日冒頭でご紹介させていただいた方は、お仕事をやめた後もクセになってしまっていました。

クセになるとなかなか直すのが難しくなります。

ぜひ、参考にしてみてくださいね!

 

 

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早川 直記
滑舌を改善することに特化した『滑舌特化型ボイストレーニング』を行う 緊張・あがり症などによる声や滑舌のお悩みにも精通、ボイトレにメンタルトレーニングを組み込む新しいメニューを提案 声優など声のプロを目指す方・一般の方問わず、個人の目標に合ったレッスンを行っている