声優養成所に数年通っているけど滑舌が直らない…

声優専門学校・養成所に通っているのに滑舌が直る気配がない…

滑舌のダメ出しばかりで嫌になる…

こういったお悩みを持たれている方は非常に多いです。

・数年通っていて、自分でもトレーニングをしっかりしているのに滑舌が全く直らない…

・演技をしてもいつも滑舌の事ばかり言われて嫌になる…

滑舌って悪い人はずっと悪いイメージ

 

実は、声優養成所や声優専門学校では滑舌が直らない決定的な理由がいくつかあります。

しかし声優養成所や声優専門学校ではこれについて教えてくれません。

本日はそんな声優養成所や声優専門学校では滑舌が直せない理由についてご紹介します

 

※本日ご紹介する内容は、10年以上前の自分自身の体験談と、現在滑舌のトレーニングを行っている現役の養成所生、養成所卒業生、専門学生などの経験からご紹介しています。声優専門学校や養成所自体を悪く言うつもりのものではありません

 

滑舌を直すために必要なこと

本日の内容についてご理解を頂くためには、最初に滑舌を直すためにはどうしたら良いのかを知っておいていただく必要があります。

滑舌が悪くなっている原因は色々なことが考えられます。

息の圧力不足

舌の筋力、使い方の原因

歯、かみ合わせ、アゴなどが原因になっているもの

表情筋が原因になっているもの

母音や子音の作り方の誤り

無声音ができていない

声がこもっていて滑舌が悪く聞こえるもの

 

細かく上げていけばまだまだ出てきます。

さらにこういったものの中には大小があり、複雑に絡み合って今の滑舌が出来上がっているんです。

そして、その滑舌が悪くなっている原因は当然個人差があるので、個人個人違います。

1人の滑舌を改善するためには、その人の滑舌が悪くなっている原因を特定し、その原因を改善するトレーニングを行わなければなりません。

 

声優養成所や専門学校が滑舌を直せない理由

では、本題に入ります。

声優養成所や声優専門学校で滑舌が直せない理由です!

これは大きく分けて2つあります!

滑舌は集団レッスンでは直せない問題

声優養成所や専門学校は、基本的に集団レッスンです。

20人から多い場所だと40人近い人数を講師1人で見るわけです。

そして時間にすると、1時間30~2時間くらいのレッスンをする場合が多いかと思いますので、1人にさける時間は約5分くらいです。

 

先ほどご紹介した通り、滑舌が悪くなる原因は個人差があります。

人によって滑舌が悪い原因は違うんです!

「さ行」や「ら行」が苦手な方は多くいらっしゃいますが、この同じ「さ行」や「ら行」でも、言えない原因は別の可能性があります。

中には真逆の原因で言えない方もいます。

表情筋が弱くて滑舌が悪い人と、表情筋を強く使いすぎて滑舌が悪くなる人がいます。

当然直すためのトレーニング方法も真逆です。

表情筋が弱い方には、しっかり鍛えるようなトレーニングが最適ですが、表情筋を強く使ってしまう方にはリラックスして言葉を作るようなトレーニングを行います。

仮に一緒に同じトレーニングをした場合、当然2人とも上手くいくわけがありませんね^^;

 

養成所や専門学校でトレーニングをされた経験がある方ならお分かりかもしれませんが、先ほどお伝えした通り。20~40人くらいの集団レッスンをされる場所がほとんどですから、全員同じようなトレーニングを行います。

横並びに並んで、大きな声や早口でハッキリ言う練習をするパターンが多いのではないでしょうか?

これではとてもじゃないですが、滑舌は良くなりません。

あなたが滑舌が今悪くて悩まれているとしたら、その原因はあなただけのものです!

滑舌を直すレッスンを行う場合、集団レッスンは向きません。(3~5人くらいの少人数ならば効果的なレッスンもできますが、それ以上になるとまず不可能です)

 

そもそもトレーニング方法がおかしい問題

これは全ての養成所や専門学校がどうかはわからないので、あくまで一部とご理解ください(ただ、私が今まで伺った養成所や専門学校は全てでしたが…)

コチラの記事でもご紹介しましたが、滑舌トレーニングは数十年前からずっと同じトレーニングをされています。

代表的なものでいうと…

・口を大きくハッキリ開ける

・「ア」は指3本分縦に開ける、「イ」は横に伸ばす、などの母音の形をしっかりする

・早口言葉をはっきり早く言う

・外郎売を早く読む

・あめんぼの歌をはっきり読む

などなど…

ご経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

このトレーニングですが、ハッキリ行ってしまうと、残念ながらそのほとんどがあまり意味がありません……。

・口をハッキリ開けると滑舌が悪くなる方が多いですし

・母音の形を意識しても滑舌は多くの方が悪くなります

・早口言葉は使い方次第ですが、ただ早く読むだけでしたら滑舌は悪化する可能性が高いです

・外郎、あめんぼも早口と同じですね

これも、最初にご紹介した、「滑舌の原因は個人差がある」ということと、「そもそも滑舌はそんなに単純なものでない」という理由で、意味のないトレーニングになっています

このトレーニングは全て、昭和のスポコン漫画のようなトレーニング方法です。気合と根性で何回もやれば上手くいく!という感じです。

私は昭和のスポコン漫画は大好きですが、今現在当時のスポコン漫画のようなトレーニングを行っているようなスポーツ選手はいらっしゃらないんじゃないでしょうか?

 

しかし、集団レッスンという事もあってか、全ての生徒に同じようなトレーニングを行います

トレーニング方法も数十年前から同じトレーニングを行っている場所が多いようです。

これでは残念ながら滑舌が良くなる望みは薄いかと思います……。

まとめ

いかがだったでしょうか?

・滑舌が悪くなっている原因は個人差が大きい

・滑舌はそもそも大人数のグループレッスンには向かない

・1人5分程度のレッスンでは滑舌を改善できない

・そもそも滑舌を改善するトレーニングがおかしい問題

こういった事情で声優養成所や専門学校は滑舌を改善するのに向かないという内容をお伝えしました。

現在滑舌で悩まれている方の何かのヒントになればうれしいです

 

 

追伸

声優養成所や声優専門学校で滑舌が直らないと悩まれている方の何かヒントになればと今回の記事をご紹介しました。

少し私事になるのですが、10年以上前になりますが、私自身もこういった場所で学んだ経験があります。事務所の勉強会などでも同じようなトレーニングを行いました。

でも、その通りやっても滑舌は上手くいきませんし、周りにも同じように悩んでいる人達がいました。

数年後に自分でしっかり勉強を始めた時、本日ご紹介したような内容に気が付くことができました。

「もっと若いときに知りたかったな」と思う事がたくさんあり、少し後悔も出てしまいました。

私が現在ボイストレーナーとして、特に滑舌に最も力を入れているのは、こういったことをもっと多くの方に知ってほしいから、というのも原動力としてかなり大きいです。

本日は少し批判的な感じになってしまいましたが、ぜひ知っていただきたい事という事でご紹介しました。

何かにヒントになっていただけると嬉しいです!

 

 

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早川 直記
滑舌を改善することに特化した『滑舌特化型ボイストレーニング』を行う 緊張・あがり症などによる声や滑舌のお悩みにも精通、ボイトレにメンタルトレーニングを組み込む新しいメニューを提案 声優など声のプロを目指す方・一般の方問わず、個人の目標に合ったレッスンを行っている