滑舌が悪くなってしまうということは、当然原因があります。

この原因を知ることで、あなたの滑舌を改善するヒントになるかと思います!

言葉というものは、本当にものすごい職人技のような繊細な工程を経て出来上がっています。

そんな言葉を作る上で少し上手くいかない箇所があると、滑舌は乱れてしまいます。

そしてその乱れてしまうポイントは、大きく分けて5つです!

滑舌が悪くなる5つの原因

滑舌が悪くなる主な原因はこの5つです。

息の圧力不足によるもの

声を出す上で、息は必須です。息がないと声は出ません。

そして、言葉を作る上で、息による圧力が必要になってきます。

この圧力がないと、作ることができない言葉がたくさんあります。

そのため、しっかりとした言葉を作るためには、一定以上の息の圧力が必要になってきます。

この圧力が不足している方は、おそらく滑舌だけでなく、声の響きが弱かったり、大きな声が出ないというお悩みをお持ちじゃないかと思います。

圧力をしっかりかけられるようになると、声の響きも良くなり、大きな声も出るようになってきます!

 

歯並び・反対咬合の問題

言葉は、息で声帯を振動させ、その振動でできた原音を喉、口の中、鼻、歯、舌などを上手く使い、ようやく「言葉」にできます。

そのため、口の中の状態は言葉を作る上で非常に大きな影響を与えます。

歯並びも、言葉を作る上での影響は大きいです。

歯並びというと、すきっ歯や真っすぐ生えていないものを想像されるかもしれません。当然そういったものも影響するのですが、アゴの問題もすごく大きいです

反対咬合(はんたいこうごう)というものは、いわば受け口の事です(アントニオ猪木さんのような口です)。

下の歯が上の歯よりも前にきてしまい、アゴが前に出てしまうものです。

下あごが前に来てしまうので、口の中の前の方の免責が狭くなります。

また、舌も一緒に前に来てしまうので、狭くなり、舌が滑らかに動かせなくなります。

息の圧力も言葉によってはかけることが難しくなり、特に「さ行」などが苦手になってしまうことが多いです。

そのため、この歯並びや、あごの問題も滑舌には多いに影響してきます

⇒滑舌と歯の関係 歯並びも関係してくる滑舌

 

舌の筋力・舌小帯短縮症などによる問題

滑舌は「滑らかな舌」と書くくらい、舌の影響は大きいです。

そのため、舌がうまく使えないと、それだけ滑舌が悪化してしまう原因になってしまいます。

舌は7つの筋肉でできていると言われています。

筋肉の塊ですので、使わなければ当然筋肉は衰えていきます。

逆に、ガンガン使ってやればどんどん鍛えられていくのです!

しかし、様々な影響で、舌の筋力が低下してしまっている方も多くいらっしゃいます。

舌の筋力が低下すると、主に舌を使う音が上手く発音できなくなってしまいます(さ行、た行、な行、ら行など)

 

この舌の筋力とも関係があるのですが、舌小帯短縮症というものがあります。

舌を上に上げると、舌の裏に筋があるかと負います

この筋を舌小帯というのですが、この筋は子供から大人になる間に切れることが多いです

しかし、この筋が切れず、しっかり残っていると、舌を上に上げることができない、舌を自由に動かすことができないため、舌を使う音を上手く発声できなくなってしまいます。

舌小帯は舌のトレーニングをしていたらいつの間にか切れていたという方もいらっしゃいますし、人によっては簡単な手術で切る方もいらっしゃいます。

舌と滑舌についてはコチラでも詳しくご紹介しています

⇒滑舌と舌の関係 ~舌を鍛えると滑舌がよくなる~

 

口・表情筋の使い方による原因

滑舌は口の使い方、表情筋の使い方の影響も大きく受けます

一般的な口を大きく、はっきり開けて発声しよう!というトレーニングはこの問題をなんとかしようというものなのだと思いますが、正直あまりあのトレーニングについてはオススメできません

こういうトレーニングですね

おすすめできない理由⇒滑舌が悪くなる口の形トレーニング!小さく開けると滑舌が良くなる?

 

また、上記に付随するのですが、表情筋についても影響を与えます

表情筋が弱い、表情筋を硬く使う、両方とも滑舌が悪くなる原因です。

バランスが大事なのですね!

そのため、しっかりはっきり大きく!という表情筋を硬く使うトレーニングもおすすめできないことになってしまいます

口を大きく開けると滑舌が悪くなる!間違いだらけの滑舌トレーニング

 

表情筋と滑舌についてはこちらでも詳しくご紹介していますのでよろしければご参照ください

滑舌と表情筋・口輪筋の関係 滑舌を悪くする2つのパターン

 

母音・子音の作り方が原因になるもの

日本語は特殊なものを除けば、そのほとんどは母音+子音で構成されています

「さ」は「S]という子音と「A」という母音でできていますよね

この母音と子音には、正しく作る作り方があります!

私たちは物心がついていない子供の頃から、この言葉の作り方を耳で聞きながら覚えてくるわけですね!

しかし、上手く言葉が作れない音は、この言葉の作り方が上手くいっていない原因が考えられます。

上記でご紹介した、息、歯、舌、筋肉などが原因で上手く作れないこともあるのですが、そもそも作り方が誤っているという可能性があります。

そのため、その作り方を変えてしまえば、うまく作れるようになれるわけですね!

 

5つの原因+αの原因

「ん?タイトルには6つの原因と書いてあるのに5つしかないじゃないか?誤字かな?」

そう思われた方もいらっしゃったかもしれませんね^^;

すみません、でも誤字ではないんです!

なぜ、上記の5つから1つを分けたかというと、この問題は上の5つとは少しジャンルが違うんです。

違うのですが、ものすごく影響を与えます。

それは…

メンタルの問題!

こんなご経験はないでしょうか?

普段は問題ないのに、

・人前で話す時

・初対面の人と話す時

・苦手なタイプの人と話す時

・目上の人と話す時

こういった場面になると、途端に滑舌が悪くなってしまう……。

 

おそらく、誰しもご経験があるのじゃないでしょうか?

これは、「緊張やあがり症」などメンタル部分が原因になったものです。

人間は感情の生き物ですから、どれだけ技術を付けても、メンタルの部分で崩れてしまうと、上手く力が発揮できません。

スポーツ選手がメンタルトレーニングを欠かさないのも、こういった理由ですね。

 

滑舌も同じことが言えます

普段は問題ないのに、緊張をする場面になると上手く言えなくなる。

こういったことが起こります。

しかし安心してください、これもしっかりトレーニングを積めば改善ができます。

メンタルトレーニングになるので、少し滑舌トレーニングっぽくないトレーニングになりますが(笑)

この部分についても今後ご紹介していきますね

滑舌とメンタル 緊張・あがり症は滑舌や声に影響大!

 

あなたにあった改善方法を!

原因は分かったけど、歯並びとか舌の筋とかってどうしようもないんじゃないの?

もしかしたらそう感じられた方もいらっしゃったかもしれません。

舌や表情の筋力、言葉の作り方などとは違って、歯並びやアゴ、舌小帯はすぐに自分でできることはないと感じられるかもしれません。

しかし、実はそうではなく、目指すレベルによってトレーニング内容を変えていけばよいのです!

確かに、声のプロである、声優やナレーターを目指す方で、完璧な滑舌が欲しいと思われる方であれば、矯正や舌小帯を切る手術が最適と考える場面もあります。

しかし、そこまでは求めていないという方であれば、今あるあなたの状態をしっかり活かすトレーニングを積むことで、言葉を明瞭にすることは可能です!

目標をどこに設定するか、それによってもトレーニング内容は変わってきます!

 

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早川 直記
滑舌を改善することに特化した『滑舌特化型ボイストレーニング』を行う 緊張・あがり症などによる声や滑舌のお悩みにも精通、ボイトレにメンタルトレーニングを組み込む新しいメニューを提案 声優など声のプロを目指す方・一般の方問わず、個人の目標に合ったレッスンを行っている