「滑舌良く話そう!」
こう思った時,あなたはどういった風に話をされるでしょうか?
・しっかり話そう
・ちゃんと口を動かそう
・言葉をちゃんと言おう
このように考えられて話をされる方が良いのではないかと思います!
しかし、ここには大きな落とし穴があることをご存じでしょうか!?
本日は、しっかり話そうとハキハキ話すと滑舌が悪くなるというなんとも不思議なタイトルです
ただ、こんな経験をされたことはないでしょうか?
「しっかり話そうとすればするほど、なぜか噛むし、上手く事が言えない…」
本日は、こういったことがなんで起こってしまうのか、その改善方法もご紹介します
ぜひ最後までお付き合いください^^
ハキハキ話そうとすると滑舌が悪くなる理由
では、最初にハキハキ話そうとすると滑舌が悪くなってしまう理由についてです。
何かの本番の時に、頑張って話そうとすればするほど上手くいかなくなるあの現象ですね…
これは、滑舌が悪くなる原因の一つが関係しています。
その原因とは「表情筋を固く使いすぎてしまう問題」です。
滑舌が悪くなる原因の一つに、顔の筋肉、特に口の周りの筋肉を固くしすぎて言葉が上手く作れなくなるというものがあります。
このしっかりハキハキという事を意識すると、口をしっかり動かして、筋肉を強く使いすぎてしまいます。
そのため、言葉がカクカクしてしまったり、言葉が上手く流れず噛んでしまう事につながったりします。
この表情筋と滑舌の関係についてはこちらで詳しくご紹介しています⇒口を大きく開けると滑舌が悪くなる!間違いだらけの滑舌トレーニング
改善方法は?
では改善方法ですが、上記の滑舌が悪くなる口の周りの筋肉を固く使いすぎている状態をやめればよいという事ですね!
つまり、逆に口はそんなに動かさないという事です!
ただ、注意点が一つあります
ハキハキしっかり話そうとする場面は、おそらく何かの本番だったり、緊張をするような場面だと思います。
そのため、そもそも緊張が原因で顔の筋肉が固まっている可能性があります。
そんな時は、一度顔の筋肉をマッサージしたり、動かしたりしてから声を出すようにしましょう!
表情筋は滑舌に非常に大きな影響を与えます。
緊張をすると滑舌が悪くなるのは、こういった固さが原因になることもあるのです。
マッサージについてはこちら⇒本番10秒前でもできる「声の緊張」をガンガンとるリラックス方法!
本日はハキハキ話そうとすると逆に滑舌が悪くなってしまう原因をお伝えしました。
どうしてもしっかりやろう!と思うと力が入りがちですが、結果この力みが滑舌を悪くしてしまいます。
ぜひ、しっかりやろうと思ったときこそリラックスを心がけてください。
そうすることで、滑舌もどんどん良くなる可能性が高くなりますよ!
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